腸内環境って身体にどんな影響を与えるのかご存知ですか?

腸と腸内環境について

腸内環境の話って、電車の中つりやテレビのCMで良く目にしますよね。
なんで腸内環境が大事なんでしょうか?

食べたものを消化、吸収し、
いらないものの排出に向けて便を形成する私たちの『腸』
栄養の8割を吸収する小腸は長さが約8m
腸にはヒダがあるので、広げるとテニスコート1面もの大きさがあります。
小腸で吸収されなかったものを分解して再吸収をしながら、
食べカスなどのいらないもので便を形作るのが1.5mある大腸の役割です。

 

腸内に住み着いている腸内細菌は
約500〜1000兆個と言われており、重さにすると約1.5kgです。

めっちゃ多くないですか?

 

腸内細菌だけで1.5kgですよ笑

 

腸内環境は
「ビフィズス菌」「乳酸菌」「腸球菌」などの善玉菌
「ウェルシュ菌」「大腸菌」「黄色ブドウ球菌」などの悪玉菌が住みついて形成されます。

 

圧倒的に多いのが、役割がまだよくわかっていない日和見的な土壌菌たち。

日和見菌の機能で分かっているのは、善玉菌と悪玉菌の比率が多い方の味方をすることです!

 

これらは人によって、または日によって様々なバランスで生息していて、
腸内フローラと呼ばれています。

 

『腸内環境』のことですね!

『善玉菌』が多いと私たちに有用な短鎖脂肪酸やビタミンを合成してくれますが
『悪玉菌』が増えすぎると毒素や発がん物質を作って腸内腐敗を起こしやすくなります。

 

 

理想的な比率は

善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7と言われています。

 

さて、みなさんの腸内環境はいかがでしょうか?

理想的な腸内環境の比率になってるでしょうか?

 

 

ここで疑問が生まれませんか?


悪玉菌なんていない方が良さそうなのに
理想的なバランスでは10%が悪玉菌とされていますよね?
なぜでしょうか?

毒物であるアンモニアやインドールを放出するこんなやついなくてもよくないですか?

 

なぜ悪玉菌が必要なのかというと...

悪玉菌はいわゆる「ちょいワル」なのです

善玉菌がよりよく働くためにも、ちょい悪菌は適度にいた方がいいですし、赤痢菌、サルモネラ菌、ボツリヌス菌、病原性大腸菌、緑膿菌、コレラ菌など、本当の『大悪玉菌』がきた時、これを攻撃してくれるのが「ちょい悪菌」なのです!

『悪玉菌を撲滅するのではなく、善玉菌が優勢であることが大切ですね!』

 

 

内なる外の腸

腸には食べ物と一緒に外から有害物質や病原菌などあらゆる外敵が侵入してくるので
「内なる外」とも言われています。

 

そのため、小腸には全身のパトロール隊であるリンパ球の約60%大腸にて10%が集まってきており、抗体の約60%は腸内で作られていることが最近の免疫学でわかってきています。

 

『腸内環境』おそるべし!

 

腫瘍免疫というガン細胞に得意的に働く免疫も約80%が小腸にいるそうです。

 

腸内環境に乳酸菌などの善玉菌が多いと
外敵をやっつける抗体を作る生産性が上がることがわかっています。
また、腸内に善玉菌が多いとアレルギー反応を抑えるTh1細胞の働きが優勢になることがわかっています。

 

そして、腸内にいる乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌は、乳酸や酢酸などの有機酸を生み出すので、例えば、O-157などの病原性を持つ大腸菌の増殖も防いでくれます

 

つまり、、、

腸内環境がどんな状態かで、病気アレルギー食中毒になるかならないかまで変わってしまうのです!

 

腸内環境って、めっちゃ大事ですよね!

 

最近は、特に腸内環境に関する研究が進んできており、その効果と根拠が分かってきているので、電車の中つりテレビのCM腸内環境のことについての情報が多く発信されているのでしょう!
腸内環境が大事なのは分かった!

 

じゃあどうやって、自分の腸内環境の状態を判断するの?

 

とても簡単です!

体からの「お便り」をしっかりと確認するだけです。

 

みなさんは、
普段の生活で『体からのお便り』がどんなところから来ているか知っていますか?

 

体の中で、大事な「腸内細菌」
腸内細菌が大事だって話はたくさんしてきました!

今度は、じゃあ「私の腸内細菌って実際、いいの?悪いの?」
ってなると思います。

 

そんなときは、自分の『体からのお便り』を見て判断してください!

自分の腸内細菌の状態を知るためには、毎日の「お便り」を見ればある程度はわかります。

つまり

『う・ん・ち』です!

 

便の80%は水ですが、それ以外で言うと1/3は食べかす、1/3が3日に1度生まれ変わっている古い腸粘膜、残る1/3が腸内細菌です。

 

食べかすはおもに、食物繊維なので食物繊維の摂取が少ないと便の量は減りますし、腸内細菌の数が少ないと、やっぱり便は少なくなります...

 

昔の日本人は1日平均350gくらいの便を出していたそうですが、
現代の日本人は1日200gで、便秘の方は80gにまで落ちているそうです。

これは食物繊維の摂取量が減って来ていることもありますが、腸内細菌の種類や量の減少も関係するようで、これに比例して、アレルギーになる方や大腸ガンにかかる方も増えているのではないかと、いくつかの研究結果から言われています。

 

一説には便の平均重量の減少は自殺率にも関わっているとか...

これは幸せ物質のドーパミンやセロトニンの生成に腸内善玉菌が関わっているからだそうです。

『脳腸相関』による影響ですね!

 

自分の腸内環境を知るための便の状態はこちら!

<良い便のプロフィール>

・形はバナナ状
・色は黄色より
・匂いは少ない
・硬さは練り歯磨きこくらい
・水に浮き気味で1日に1〜2回でることもある。

 

なんとなくこんな感じの便が出ていればオッケーです!

逆に黒っぽかったり、硬くて沈む便は悪いおしらせですね。

 

 

さっそく、
明日の便の状態から腸内環境をチェックしてみてはいかがでしょうか?