学習塾栄光で労災認定

学習塾の栄光ゼミナールの個別指導部門で働いていた男性が、2017年11月に急性大動脈解離で心停止し帰らぬ人となったのは、栄光での長期労働が原因だったとして渋谷労働基準監督署が労災認定していたことがわかりました。

前にも学校の先生で同様の労災認定がありましたね。
今回の件では、男性が急性大動脈解離となり心停止した1ヶ月前の時間外労働は113時間57分と認定されています。

 

時間外労働時間は約114時間にも関わらず、男性の残業時間は0時間だったそうです...

この部分に、日本の教育界や社会に闇があると言わざるを得ないです。
ボランティアじゃないんだから、働いた分はきっちりと収入として入ってこなければおかしいと言える環境にないということですね。

 

栄光の労働環境がやばい

被害にあった栄光で働く男性職員は、個別指導を行う『ビザビ』という部門に所属していたそうです!

2017年の5月からは、ビザビ成城学園校の教室長として様々な業務をこなしていました。
男性職員が行なっていた主な業務は、時間割編成・学習指導・アルバイト講師の育成・問い合わせや苦情の対応・定期的な面談など、ありえない業務量だったそうです!

栄光がこのような労働環境になってしまう理由としては、多数の学生アルバイトを少数の正社員が管理する形で運営される『学習塾業界』の特性にあります。

よく居酒屋の店長やコンビニの店長は激務だと言いますが、このパターンと同じですよね!

 

なんと、今回労災認定された「栄光」成城学園校では、180人の生徒に対して正社員は2名だったそうです...
なんつー労働環境なんでしょうか、やばすぎですね。

授業はアルバイトに任せることができるかもしれませんが、問い合わせやクレーム処理・定期的な面談は正社員が行うことになっていたようです。

つまり、180人の面談とクレーム処理は全てこの男性ともう一人の女性スタッフが行なっていたことになります。

もう一人の女性スタッフは大丈夫なのでしょうか?

 

労災に認定に対して栄光の対応は?

今回の労災認定を受けて栄光は

「共に働く社員が亡くなりまして、過労死の認定を受けたことを、当社では大変重く受け止めております。二度とこのような事態を起こさないよう、長時間労働の抑止を図るための勤務体制の構築と、現場管理の改善を行いまして、適切な労務管理を徹底して参りたいと考えております。ご遺族の方には、大変申し訳なく、心よりお詫び申し上げます」

とコメントを出しています。

学習塾経営の仕組み上、本当に改善できるのかどうかは不明です。
しかし、現在の仕組みを改善して労働環境を整えて行くことが、被害にあった男性に対しての償いなのではないでしょうか?

 

世間の声は?

まとめ

またしても、過剰な労働による被害者がいたことが発覚しました。

過去にも、学校の先生で同様の労災認定がされたことが記憶に新しいですが、教育の業界はやはり大変ですね。
生徒のために!という思いがあるからこそ、余計に無理をして頑張ってしまいますよね。

このような思考を利用して、学習塾で正社員が時間を搾取されるという事態が起こるのかもしれませんね。

ご冥福をお祈りします。