和牛精液の値段や流出による被害!犯人の目的や罪・検査体制は?

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和牛精液の流出騒動


輸出禁止の和牛の精液が日本国外へ不正に持ち出されていました!

日本から中国への入国時に発覚し、中国国内への流出は免れたようですが、日本の検査体制の甘さが浮き彫りになりました。

畜産関係者は、和牛の精液が流出し他国で広がってしまえば和牛ブランドの輸出先を失ってしまい、畜産農家は大打撃を受けると話しています…

犯人の目的や罪は?

和牛の精液が入ったストロー数百本を国外に持ち出した人物は、大阪府在住の男性だそうです。

この男性は、取り調べに対して「知人に頼まれただけで、違法なものとは知らなかった」と話しているそうです。

なんだか本当かどうか怪しいですよね!
液体窒素が入っているバックを抱えている時点で、頼まれたとしても怪しむのが普通の感覚ではないでしょうか。

そもそも、友人から頼まれたのかどうかも不明ですし…

今回の和牛精液持ち出し事件では、犯人は厳重注意のみで解放されています。

甘すぎますね。

日本のずさんな検査体制

現在の日本の仕組みでは、今回のように動物やその一部を持ち出す場合は、本人が申告しなければ把握できない状態となっており、悪意があれば簡単に持ち出せてしまうのです。

荷物検査でも、今回使われた「ドライシッパー」を開けるには専門の知識が必要であり、取り出すと内容物が劣化するリスクがあるので中身は確認しないそうです。

和牛が流出したらダメージを負うわりには、守りが薄いですよね。
日本は相変わらず知財保護という考えが乏しいです。

和牛精液の値段はいくら?

もし、この男性が知人に依頼されて運んだとしたら相当な金額を積まれていたのではないでしょうか?

和牛精液はストロー状の容器に入れられて管理されていることが多く、今回のケースもストロー数百本が流出しています。

和牛のランクにもよりますが、和牛精液1本あたりの値段は1120円と言われています。

今回持ち出されたストローの本数は数百本と具体的な数字が出ていないので、計算はできませんが本数×1120なので、ストロー自体の値段でもそこそこの値段になります。

1120円は国内での話ですので、牛肉への消費が高まっている中国では日本の和牛の精液の需要はかなり大きのではないでしょうか?

もしかしたら、1本1万円なんてことも考えられますよね!
精液が手に入れば、日本の和牛を輸入しなくても自国で和牛が作れてしまうのですから、中国市場を考えれば1本1万円でも安いものです。

和牛精液の流出による被害は?

和牛とは、日本を代表する牛肉の種類ですよね!

明治以来、日本に昔からいる従来種の牛に外来種を交配し品種改良を重ねてきました。

1990年代からは国外の富裕層へ向けて輸出され、消費者を獲得してきました。
しかし、アメリカやオーストラリアで「外国産のWAGYU」が生まれ、現在は東南アジアで提供される肉の多くは、このWAGYUに置き換わってしまいました。

このWAGYUの誕生が、日本の和牛の遺伝子が流出したことがきっかけなのです!

当時は輸出を規制する法律がなかったため、1992年に和牛の遺伝子が流出してしまい、和牛はWAGYUに地位を奪われてしまったのです。

現時点では、和牛を100とするとWAGYUは50程度のレベルだそうですが、もし精液などが流出され研究されてしまったらWAGYUの50がどんどんと100へ近づいてしまうのです。

そうなると味で勝負している和牛が戦える土俵はもうなくなってしまうのです!

和牛精液流出というのは、日本の国益や畜産業界の衰退・食のブランドを低下をもたらす重大な事件なのです。

世間の声は?

まとめ

「知人に頼まれたから和牛の精液を中国へ運んだ!」と話している男性ですが、そんな気軽にやっていいことではないのです。

和牛が外国で作られるようになってしまったら、明治から日本が交配して作り上げてきた本家の和牛が世界に広まることなく衰退していく事にもなりかねません。

今回は厳重注意で釈放となりましたが、頼んだ知人は何度でも密輸しようとするのではないでしょうか?

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