日産で内部告発したのは誰?ゴーンを解任に追いやった本当の理由は?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
スポンサーリンク

ゴーン逮捕のきっかけは内部告発(脱税発覚)

今回のカルロスゴーン会長の過少申告や私的流用による逮捕のきっかけは内部告発だと発表されています。

それも、日産の公式HPから文章が出されています!

以下日産より
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は、内部通報を受けて、数カ月間にわたり、当社代表取締役会長カルロス・ゴーン及び代表取締役グレッグ・ケリーを巡る不正行為について内部調査を行ってまいりました。
その結果、両名は、開示されるカルロス・ゴーンの報酬額を少なくするため、長年にわたり、実際の報酬額よりも減額した金額を有価証券報告書に記載していたことが判明いたしました。
そのほか、カルロス・ゴーンについては、当社の資金を私的に支出するなどの複数の重大な不正行為が認められ、グレッグ・ケリーがそれらに深く関与していることも判明しております。

当社は、これまで検察当局に情報を提供するとともに、当局の捜査に全面的に協力してまいりましたし、引き続き今後も協力してまいる所存です。

内部調査によって判明した重大な不正行為は、明らかに両名の取締役としての善管注意義務に違反するものでありますので、最高経営責任者において、カルロス・ゴーンの会長及び代表取締役の職を速やかに解くことを取締役会に提案いたします。また、グレッグ・ケリーについても、同様に、代表取締役の職を解くことを提案いたします。

このような事態に至り、株主の皆様をはじめとする関係者に多大なご迷惑とご心配をおかけしますことを、深くお詫び申し上げます。早急にガバナンス、企業統治上の問題点の洗い出し、対策を進めてまいる所存であります。
引用:日産自動車公式HP掲載文より

このように、今回のゴーン氏の件は内部告発を元に調査が行われたことがわかりますね!

いったい誰が、どんな理由で内部告発をしたのでしょうか?

ゴーンを解任に追い込んだ理由は?

もしかしたら、今回のゴーン氏逮捕の件はただの脱税や私的流用という問題ではないのかもしれません。

日産とルノーの関係性

日産内部では、かねてからルノーとの関係の中で解決しなければいけない問題を抱えていました。

日産自動車は、破綻寸前だった1999年にルノーから8000億円近いキャッシュを手に入れて倒産を免れた過去を持っています。
その後は、ゴーン氏が主導した大規模なリストラを実施、経営が再建し安定した利益が得られる会社になりました。

自動車産業では、買収をすると提携が上手くいかず解消するというケースが散見されており、強者が弱者を飲み込む経営統合は上手くいかないケースが多いのです!

それに比べ、日産とルノーは同盟という形で関係性を保ってきたことが今日のような日産の発展に繋がっていると言われています。
またゴーン氏もこれについては、同意件だと述べていました!

日産の経営に関与されるリスクが

日産とルノーはお互いに良い関係性を築いていましたが、2015年にルノーの筆頭株主であるフランス政府がルノーへの経営の関与を高めようとしたのです。

もし、フランス政府がルノーへの関与を高めれば、関節的に日産にも影響が及ぶと判断し、日産はルノーとの契約の見直しという対策を打っていました。

具体的には、株式を買い増すことでルノーの議決権を消すことが狙いだったようです!

フランス政府の3つの条件

ひとまず落ち着いていた両者でしたが、2018年にまたしても動きが!

フランス政府が『ゴーン氏の後釜』を巡って動き出したのです。
現在、ゴーン氏は日産・三菱・ルノーという3つの会社を合同した『ルノー日産BV』という会社の経営トップをしています。

このBVのトップはルノーのCEOが兼務するとの規定があり、ゴーン氏のルノー会長兼CEOの任期は2018年までとなっていました。

つまり、ルノーの任期を終えると同時にゴーン氏はBVのトップの職も手放さなければならないということです!

しかし、ゴーン氏はこのBVのトップの座を手放したくなかったため、フランス政府が任期延長のために出した、3つの条件を受け入れました。

・後継者を育てる
・ルノーと日産の関係を不可逆的なものにする
・ルノーの現在の中期経営計画を達成させる

という内容だったそうです!
ゴーン氏はこの条件を受け入れてルノーCEO職に再任されました。

日産は独自経営ができないリスク

フランス政府より提示された3つの条件のうち、『ルノーと日産の関係を不可逆的なものにする』という条件が日産にとっては厄介であり、フランス政府が拘っていた部分でした。

なぜなら、現在のルノーは日産からの配当や最新技術を当てにしなければ経営が難しいくらいにまで力が落ちているのです。

要するに、日産にとってはルノーは『重荷』になりつつあるということです!

そして、1999年にルノーに支援してもらった8000億は、この20年の関係の中で配当金としてルノーに”恩返し”をしており、義理は通している状態です。

もしかしたら日産は、ルノーの支配が強まることで独自の経営ができなくなることを危惧して、今回の内部告発を起こしたのかもしれません!

まさにクーデターですね!!!

内部告発をしたのは誰?

今回の件には、色々な思惑が絡んでいます。
誰かが意図的に、カルロスゴーン氏を解任に追い込むために内部告発をしたと考えてしまいますよね。

いったい誰が内部告発をしたのでしょうか?
現時点では情報はありませんし、今後も秘匿されるとは思いますが、会長レベルの人達の資金の動きについて、一般の社員が気づくとは考えにくいです。

おそらく、会社の経営を危惧した役員レベルの人や、経理系の人間による内部告発の可能性が高いと思われます!

世間の声は?

まとめ

ゴーン氏の脱税や私的流用の事件かと思いきや、実は裏側にはルノーと日産の経営の関係など様々な問題が絡みあった事件である可能性が十分に考えられます。

そもそも、ゴーン氏は日本に住んでいないので税金は日本に収める必要はありません。
それに源泉徴収されているので、虚偽の記載をしてもなんら意味はないのです…

色々な問題や疑問が複雑に絡み合うこの逮捕劇ですが、今後も情報が入り次第追記していきます!

日産の社員への影響についてはこちらから

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. あるる より:

    日本の企業が経営のプロを雇って運用してもらっていただけ。

    それをフランス政府が統合させて日本企業としての日産を乗っ取るクーデターに策を巡らしていた。

    これを阻止したのが今回の事件。
    日本はフランスの日産乗っ取りクーデターから救われた。