1つの動画から始まった反ストロー運動

スタバやマックなど、アメリカから始まった反ストロー運動!

実は、ウミガメの鼻からストローの破片がいくつも出てくるという悲惨な動画が公開されたことで始まったと言われている。

スタバやマックなどのカフェやファーストフード店で徐々に広まっており、シアトルでは条例にまでなっているそう。

ちなみに、シアトルではフォークやスプーンもプラスチック製のものは禁止となっている。

地球環境のことを考えればいいことのように感じる...

 

他の地域では、まだそこまで規制が強くないが世界的な流れとしてはストローに限らず環境保護の名目で意志を示さなければならない企業も増えてくるだろう。

ストローが必要な場合は、声をかけるシステムを導入しどれほど必要な人がいるのかを調査し始めた店舗も多いと聞く。

スターバックスでは、2020年までに
マクドナルドでは、2025年までにプラスチック製のストローを廃止するとしている。

 

なぜ、ストロー限定?

ストロー廃止するけど、代わりにプラスチックのフタをします!
と皮肉られるかも知らない...

なぜ、ストローが狙われたのだろうか。

それは、ウミガメの鼻から出てきたのが『ストロー』だったからだ!

 

いやいや、そんなことはない笑

 

プラスチックは基本的にリサイクルして使われているが(日本では80%のプラスチックがリサイクルされているらしい?)ストローはその形状や性質からリサイクルに向いていないそう。

 

だから、リサイクルできないのであれば、ストローは廃止してしまえ!と言う訳だ。

 

 

ストローが海洋生物に与える影響

プラスチックが登場してから、生産された量はなんと83億トンに上ると推計されている。

このうち63億トンがゴミになり、うち79%が埋め立て地や地球のどこかに蓄積(盛大なポイ捨てです)されているという。

海に流れ着くプラスチックごみは現在、毎年1000万トンに上るとみられている。

米国では、毎日5億本のストローが捨てられていると言うから驚きだ。

そんなプラスチックを破棄する量が世界1のアメリカだが、我らが日本はなんと世界第2位なんです!

さすが日本!負けてない笑

 

確かに、渋谷とかにもプラスチックのゴミが落ちてるのをよく見かけますよね。

この反プラスチックの流れは、当然日本にそのまま流れてくるだろう。
スーパーのゴミ袋の有料化などを始めている企業もあるが、地球環境への意識の薄い日本ではどこまで受け入れられるだろうか?

恐らく、条例など拘束力のあるものを決めなければ浸透することはないのではないか

しかし今回のように、ストローの廃止が広がりつつあるなかでも、ストローがどの程度、海洋汚染の原因になっているのかは明確になっていないそう。

程度の問題ではないと思うのは僕だけだろうか...

 

 

 

ストロー反対で最も被害を受ける人々

ストロー愛好家でもなければ、プラスチック業界の社長や製造メーカーでもない。

 

それは、体に障害を抱えた人々だ!

 

僕たち健常人からしたら、ストローが廃止になることで多少不便になるのかもしれないが適応することはできる。

しかし、自分の体が思うように動かせない人々はどうだろうか?

ALS(筋萎縮性側索硬化症)などの難病を抱え、自分の力では手足を動かすことができない人々にとってストローは水分を摂取する頼もしいパートナーだ!

ALS以外にも、ストローを必要とする患者さんはたくさんいるが、ここでは割愛する。

 

もし、ストローがなければ自分が飲める量の水分をコントロールできずに、誤嚥してしまう。

誤嚥というのは、飲み込みがうまくいかずにむせたりする危険なやつだ。

むせるだけなら、危険じゃなさそう!って思いましたか?

 

 

誤嚥ってすごく危険

僕らは、誤嚥したらむせることで外に出すことができますが、誤嚥してもむせることができなければそのまま肺に水が流れこんでしまうのです。

 

実は誤嚥によって、死亡する事例も多い。

厚生労働省の統計によると、2016年の「不慮の事故」での死亡者数は3万8306人だそう。その内訳を見てみると、意外なことにダントツの1位は「窒息」による死亡事故(9485人)だという。つまり、誤嚥だ!

1年間で9485人の命を奪っているのが、誤嚥なのだ。

1時間に1.08人の命を奪っている計算になる!

誤嚥って恐ろしいですよね。お年寄りが近くにいる方は気をつけてくださいね。

 

もし、誤嚥してしまったら?

うつ伏せにして、胸や顎を支えて背中をなんども叩いて吐き出させてください!

座って背中叩いても吐き出せませんよ。

また、誤嚥が直接の原因になっていなくても、誤嚥による肺炎などで二次的に死に繋がるリスクもあるのだ!

たとえ、ストローを使用していても、彼らには誤嚥のリスクが常につきまとっている。

そんな彼らにストロー廃止!はなかなか酷なのではないだろうか。

 

地球環境を考えれば、もちろんストローなんて廃止していいと思う。

しかし、ストローを必要としている人も一定数存在している。

極端な意見に偏るのではなく
中庸をとった方法に収束していけるのがベストだろう!