ポンジスキームは返金される?被害者に残された悪質な逃げ道と詐欺師マインド

こんにちは、田原です。

今回は、ポンジスキームについて触れていきます。

 

世の中の99%の投資詐欺に使われているポンジスキームですが、やたらと多くの人が被害にあっているので、厄介な部分も含めて深堀していこうと思います。(かなり闇ですw)

ポンジスキームとは?99%の投資詐欺モデル【期間に注目】

日本でも何十年も前から流行っていましたが、仮想通貨バブルによる『億り人』の出現により、ここ数年では被害に遭ってしまう人が多いのがポンジスキームです。

そもそも、ポンジ・スキームというのは、アメリカで天才詐欺師といわれた、チャールズ・ポンジがの名前が由来になっています。

その仕組みは、「出資を募り、運用益を配当金として支払う」と言って資金を集め、実際の運用はなく、新しい出資者からの出資金を配当金として支払いながら、破綻することを前提にお金を騙し取る手法です。

 

例えば
投資金:100万円
利回り:20%(月利)
参加者:毎月10人
と仮定した場合、ポンジスキームを使っている詐欺会社の財務状況は、
1ヶ月目:
収益:100万×10人
支出:20万×10人
合計:800万円
2ヶ月目:
収益:100万×10人
支出:20万×20人
累計:1400万円
3ヶ月目:
収益:100万×10人
支出:20万×30人
合計:1800万円
4ヶ月目:
収益:100万×10人
支出:20万×40人
累計:2000万円
5ヶ月目:
収益:100万×10人
支出:20万×50人
累計:2000万円
6ヶ月目:
収益:100万×10人
支出:20万×60人
累計:1800万円

というイメージになります。(かなり単純化したモデルです)

実際には、紹介ボーナスや参加人数の変動などがあるので、もっと複雑な財務になっているとは思いますが、大体こんな感じになっています。

 

そして、この例で注目すべきは、5ヶ月目以降から累計金額が下がってしまうという部分です。

ポンジスキームを使った投資詐欺では、この累計が最も高くなる収益分岐点を見定めて、集まった資金を持って飛ぶわけです。

田原
ちょーシンプルなモデルなんですよね〜。

 

ちなみに言うと、ポンジスキームがマルチで広まりやすいのは、本当に配当をもらえるので『ガチで信じて紹介している』という部分にあります。

情報弱者たちは、仕組みを理解せずに『マジで稼げる』と思い込んでいるので、友達を被害者にしているとも知らずに、どんどん友人たちに紹介していくわけです。

最終的には、その会社は資金を持って飛んでしまうので、仲の良かった友達からは詐欺師扱いを受けて疎遠になるケースがほとんどです。(友人とお金を失います)

ポンジスキームの返金は可能なのか?

では、気になるのはポンジスキームのモデルにハマってしまった場合、「返金してもらうことは可能なのか?」という点ですよね。

正直なことを言えば、

田原
ほぼ無理です。

 

特に、暗号通貨などの場合は、足が付かないように対応されていますし、最初から飛ぶことを設計した状態で案件を作っているので、バレないような工夫がされています。

ただ、最近では、3000億円以上の被害を出したプラストークンの首謀者たちが続々と逮捕されています。(返金されているかは不明)

 

基本的には、ポンジスキームにハマってしまった人は、

被害者
痛い勉強代だ..

 

と泣き寝入りするケースがほとんどですが、金融庁には『金融サービス利用者相談室』というものがあるので、相談してみるのもアリかもしれません。(国が運営しているやつ)

ネットで見ていると、『被害者の会』という謎の団体がありますが、これが非常に厄介なので注意しなければいけません。

全ての被害者の会に当てはまるのかは分かりませんが、投資詐欺などの被害にあった人が『被害者の会』に参加して、そこで二次被害にあうというケースも多いんです。

田原
被害者をハメるというクソな手法です。

 

被害にあって冷静さを失った人を狙った詐欺なので、運営元がクリアではない『被害者の会』に参加するのは超リスキーです。(弁護士事務所が関与してないならNG)

ポンジスキームの実例を紹介【有名人も詐欺られてる】

返金がほぼ不可能なポンジスキームですが、自分が投資しようと考えている案件がポンジスキームかどうかを判断しなければいけません。

そのためのチェックリストとしては、

・月利〇〇%という保証がある
・マルチの形式で広げている
・貧乏人が紹介している
・紹介者が案件を理解していない
・有名な〇〇〇もやっていると勧誘してくる

などがありますが、これを知っていてもポンジスキームにハマってしまう人は騙されます。

 

そこで、ここからは、実際に過去にあった有名なポンジスキームの実例を紹介していこうと思います。(実際の例から学んでいきましょう)

実例1:世界最強のポンジスキームと懲役150年

日本でニュースになるポンジスキームだと、数十億〜数百億円という被害額が多いですが、世界で最も被害額が大きいポンジスキームは、

田原
650億ドル(約6兆円)ですw

 

ケタがバグってますが事実です。

これは、ナスダック元会長のマドフ氏が行ったポンジスキームで、

・富裕層が主なターゲット
・犯行は約25年間続いた
・マドフ氏は2008年に逮捕され懲役150年
・スティーブン・スピルバーグなどの著名人や、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド、野村証券などの企業も被害にあった

6兆円って意味不明な金額ですが、ナスダックの元会長がやっていると言われたら信じてしまいますよね..

田原
有名な〇〇〇がやってるとかは、投資には関係ない

 

実例2:暗号通貨で最大の被害を出したポンジスキーム

2つ目の事例は、プラストークンです。

この記事を読んでいる方の中にも、被害にあった人がいるかもしれませんが、合計で30億ドル(約3300億円)が騙し取られました。

 

これは、2018年中頃に登場した仮想通貨のポンジスキームなのですが、ウォレットに仮想通貨を預けるだけで月利10%と言われていました。

中国や韓国で流行っており、被害者は1000万人以上いると言われています。

 

ちなみに、中国で首謀者の27人と重要メンバーの82人は逮捕されたそうです(投資家への返金はないですが..)

田原
逮捕されても返金はないなんて..

 

最近の案件で怪しいのは、

ジュビリーエース
・PGA
・JENCO

とかですね〜。

今後の流れとしては、出金停止になって、さらに資金を入れるように煽りまくって、一気に飛ぶ感じになると思います。

田原
もしやってるなら、早めに資金抜いた方がいいよ。

 

ポンジスキームの被害者に残された悪質な稼ぎ方

ポンジスキームだと気づいた時点で、すでに終わってるんですが、道徳心を無視して詐欺師に徹することができる人は、資金を回収する方法はあります..

それは、

田原
紹介を出しまくる。

 

ということです。

個人的には、これをやってる奴が一番クソだと思っていますが、倫理観がなく自己中な人は「ポンジだ!」と気づいた時点で、『情報弱者のカモ』を刈り取るために勧誘活動をやりまくるはずです。

SNSとかで、キラキラ系の発信などをやってる人を見かけますよね?(ほぼ、マルチかポンジスキームです)

 

ポンジスキームであれば、そもそも運用していないので、集めた資金が増えるはずがないんです。

だからこそ、紹介活動で稼ぐしかないので、『月利〇〇%のトレードシステム!』とか言ってんのに紹介活動をやってるわけです。(この時点で、意味不明ですよね)

そして、システムの論理破綻している部分は、

田原
創業者の理念が〜、ビジョンが〜、人柄が〜

 

とか、クソキモいことを言って誤魔化そうとするわけです..

ちなみに、よく見かけるのは、

詐欺師
富の再分配がミッションなんです!

 

こんな感じのやつで、それっぽいストーリーを作るなら、

 

それっぽいストーリー
創業者の〇〇〇は貧乏だったけど、仲間たちと〇〇〇というシステムを作り上げて大富豪になった。
自分たちが貧乏だったから、お金がなくて困っている人たちに富を分配したいというビジョンがあるんです。
だから、システムを売却するのではなく、MLMの方法であなたの大切な人に、この情報を伝えて欲しいんです。

詳しくは知りませんが、こんな感じのが多いんじゃないでしょうか?

ただ、

田原
そんなに富を再分配したいなら、無料でみんなに配ればいいじゃん。

 

とか言うと、

「投資意識が〜」とか、わーわー言ってくるんですけどね。笑

どっちやねん状態ですw

ポンジスキームの非道徳な勝ち方【ハメ技プレイ】

ポンジスキームについて色々と言いましたが、詐欺師マインドを持っていて、人の非難を気にしないのであれば、ポンジスキームで猛烈に稼ぐことができます。

あなたには詐欺師マインドを持ってて欲しくはないですが、『もしやるならタイミングが大事』という話をします。

これが分かれば、

田原
タイミングをミスってれば100%損する。

 

ということに気付けるので、あえてお伝えしています。

冒頭でポンジスキームについて簡単に解説しましたが、資金があるうちは配当金がもらえるというのがこのスキームのミソです(実例で紹介したように、ナスダックの元会長が行ったポンジスキームは25年も続いてます)

つまり、ポンジスキームで勝ち逃げするには、

田原
資金が尽きる前に、紹介料を稼ぎまくって全額出金する。

 

ってことが絶対条件です。

ちなみに言えば、ポンジスキームの案件にハマる人の特徴は、自分が100万円投資しているのに、毎月10%の配当を受けているだけで安心している部分に問題があります..

もし、毎月10万円の配当を受けていても、入金した100万円が出金できない限り、常にマイナスの状態になっていることに気づいていないわけです。

それにも関わらず、

情弱
実際に配当あるから、詐欺とか言ってるやつワロタw

 

とか、恥ずかしいことを平気で言ってしまうんですよね..

 

まぁ、情報弱者の場合は残念な感じですが、最初からポンジスキームだと理解して参入している人達は、会社が飛ぶ前に紹介料で稼ぎまくって、入金していた自己資金を全て出金してノーリスクで準備してるわけです。

なので、もしあなたがポンジスキームのMLM詐欺師マインドでやるのであれば、スタート時でなければ勝ち逃げするのは構造上難しいということを理解しておいてください。

 

もし、「毎月何人が参加していて、どれくらいの配当が出ているのか?」という財務が分かれば、飛ぶタイミングを予測することができますが、末端のネズミにそんな情報は降りてきません。(これが現実です)

何が言いたいのかというと、

田原
投資系MLMは出来レース

 

ってことです(強いやつがヘッドハンティングされて、稼ぎ続ける構造です)

 

あっ、そうそう、

某投資系MLMには、ビットクラブで勝ち逃げした人が上のポジションにいるんですが..

また移動し始めてるみたいですね。(小声)

田原
皆さんは、注意してくださいね〜。

まとめ

今回はポンジスキームについて、色々な角度から解説してみました。

返金方法から詐欺師の手口までお伝えしたのですが、色々な情報で迷子になっている人も多いのではないでしょうか?

 

もしかしたら賛否もあるかもしれませんが、僕の考え方としては、

田原
MLMで広げるタイプの案件は全てポンジスキーム。

 

だと思っています。

投資自体は自己責任ではありますが、自分が紹介した案件で誰かが損をするのは気分が悪いので、僕がポンジスキームに絡むことはありません。

基本的に、自分が運用をして利益が出ているもの以外は信じないので、これを読んでいるあなたも、まずは自分で試してみてください。

 

色々と注意喚起はしましたが、粗探しや机上の空論ばかりで何もやってない人は100%稼げないので、稼ぎたいならこの辺りのバランスを大事にすると良いと思います。

では、最後まで読んでくれてありがとうございました!