
こんにちは、田原です。
今回は、ロスカットや証拠金について出来るだけわかりやすく、事例を交えつつ解説していきます。
僕が使っている自動売買で、ロスカットが起こったことはないですが、よく分からないと不安に感じる人もいると思いますので、お伝えしていきます。
最後まで読むことで、見えない損失に怯えることなくFX市場で戦うことができるようになるはずです。

気になるとこからどうぞ!
ロスカットとは投資家の救済システム
ロスカットをざっくりと説明すると、投資家のための救済システムと言うことができます。
もう少し突っ込んで、お伝えすると..
では、なぜロスカットという仕組みがあるのかと言うと..
FXの取引では、1日に動くレートの幅が決まっていないので、突然の暴落や暴騰が起こったときに大損して巨大な借金を抱えるリスクがあるからです。
しかも、レバレッジをかけて取引をするので、自分が入金した金額の数百倍もの借金を背負ってしまう可能性もゼロではありません(海外FXは借金のリスク0です)
だからこそ、ロスカットという仕組みによって、投資家は入金した以上の資金を失うリスクを下げることができるわけです(完全にゼロにはなりません)
ちなみに、FXにはこのような特性があるので、『金融商品取引業等に関する内閣府令(金商業等府令)』によって、ロスカットが義務付けられています。

ということで、まずはロスカットについて理解していきましょう。
ロスカットの発動条件(ルール)と証拠金維持率をわかりやすく解説..
FXでは、ロスカットや損切りが直接的な損失に繋がるので、ここを疎かにすると市場で勝つことは難しくなります。
なので、

という部分を理解しなければ、マネーゲームに勝つことは難しいということです。
そのためには、まずロスカットの発動条件である証拠金維持率というものを理解しなければいけません..
では、どうやって証拠金維持率を出すのかと言うと、【有効証拠金 ÷ 必要証拠金 ×100】という計算をすればOKです。
あっ、おそらく、

ってなると思います(僕はなりましたw)が、順番に読んでもらえれば理解できるので、まずは証拠金という聞きなれない言葉を把握することから始めていきましょう。
証拠金とは何か?
証拠金というのは、FXにおいて非常に重要な役割を持っているのですが、どんなイメージを持っていますか?
ざっくり言えば、証拠金というのは『FXで取引をするための担保にする資金』のことを指します。
証拠金を担保にして、レバレッジをかけて取引できるので、少ない資金でも大きく稼ぐことができるわけです。(100万スタートで億を稼いでるトレーダーもいます)
少しイメージしにくいかもしれないので、海外旅行の際の両替と比較すると..
これを証拠金とレバレッジの関係で表すと、
たった4万円で1万ドル(100万円)の取引が可能になるわけです。

ちなみに、僕が使っている海外FX業者のXMは、最大レバレッジが888倍なので、100万円の取引に必要な証拠金は約1000円です。笑(最大レバレッジでやることはないんだけど)
証拠金については把握できたと思うので、次は証拠金維持率を計算するために必要な『有効証拠金』についてです。
有効証拠金とは何か?
有効証拠金って聞くと、

ってなるかもしれませんが、簡単に言うと『あなたがFX業者に預けているお金の総量』という理解でOKです。
ただ、少し厄介なのが、ポジションを持っていて決済をしてない状態の『含み益や含み損(評価損益)』を合わせる必要があるってことです。
ちなみに、海外FX業者は大量にボーナスをくれるのですが、これも有効証拠金に加算されます。
実例を出すと..
FX業者に預けている残高:10万円
FX業者からのボーナス:5万円
未決済での含み損:5000円
【10万円 + 5万円 - 5000円 =14.5万円】
となるので、
『145,000円』が有効証拠金になります。

では、次は必要証拠金です。
必要証拠金とは何か?
必要証拠金というのは、ポジションを保持するために必要となる資金のことを指します。
つまり、先ほどの実例で説明した『国内FX業者での4万円と海外FX業者での2000円』が必要証拠金になるのです。
別の角度から解説すると、1万ドルの取引きをする場合、レバレッジが25倍でレートが1ドル100円であれば、必要証拠金は4万円になるってことです。
計算式としては、『1万ドル(取引数量) × 100円(1ドル:為替レート) ÷ 25倍のレバレッジ = 必要証拠金』となります。
ややこしいので復習すると、有効証拠金がFX業者に預けている残高で、必要証拠金はポジションを持つために必要な資金(担保)という意味です。
ここまでOKですか?
次は、余剰証拠金です。
余剰証拠金とは何か?
余剰証拠金というのは、読んで字の如くで、有効証拠金のうち、トレードに消費されていない資金のことを指します。
ざっくり言うと、『どれだけの資金が担保として残っているのか?』という感じですね。
計算式は、【有効証拠金 - 必要証拠金 = 余剰証拠金】になります。
ここまでの例を使うと、
必要証拠金:4万円とすると、

さて、ここまで丁寧に解説してきたので、なんとなくイメージが出来ていると思いますので、証拠金維持率に入っていきます。
証拠金維持率とは何か?
自分が持っているポジションに対する担保は必要証拠金によって設定されているとお伝えしましたが、証拠金維持率というのは『必要証拠金に対して、有効証拠金の割合がどのくらいあるか?』を表した指標です。
先ほども説明した通り、FXでは証拠金維持率によってロスカットの実行が決定されるので、この証拠金維持率が低いと損失のリスクが大きいということになるわけです。
ちなみに、ロスカットについて、もう一度解説すると、
証拠金維持率の計算方法は、
【有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100%】
となります。
この証拠金維持率とロスカットの関係は、FX業者によって数値が異なりますが、国内FXでは50%辺りになるとロスカットされる会社が多いです。
ちなみに、僕が使っている海外FX業者のXMでは、20%がロスカットのラインになっています。
イメージしやすいように、ここまでの事例を使って解説すると、
必要証拠金:4万円なので、

ということで、
ここまでの説明で証拠金とロスカットについては理解できたと思いますが、一応復習しておくと、ロスカットとは取引で発生した含み損が口座に入っている資金で補填できないと判断された場合、FX会社によって強制的に損失の決済が行われる仕組みのことです。
ここまで読んでくれた方は、なんとなーく理解できていると思いますので、さらに実例を交えて解説していきます。
ロスカットのルールをわかりやすく解説【実例あり】
まずは、前提条件として、
・25倍のレバレッジ
・50%がロスカットレベル
・有効証拠金:10万円
・1ドル=100円のレート
・取引数量:1万通貨の買いポジション
とします。
パターン①:ドル円が98円になったら?
含み損は、
100円 - 98円×1万通貨=2万円なので、
証拠金維持率は、
(10万円 - 含み損2万円)÷ 4万円 × 100 = 200%
となります。
つまり、証拠金維持率が200%なので、ロスカットの50%を越えているため、ロスカットはされないということになります。

パターン②:ドル円が92円になったら?
含み損は、
100円 - 92円×1万通貨=8万円なので、
証拠金維持率は、
(10万円 - 含み損8万円)÷ 4万円 × 100 = 50%
となります。
つまり、証拠金維持率が50%なので、FX業者のロスカットのボーダーである50%を越えており、ロスカットの対象になります。
ロスカットされた場合は、含み損の8万円が確定されるので、証拠金は2万円だけ残るというわけです。

パターン③:ドル円の暴落で80円になったら?
本来であれば、ロスカットが発動するので、パターン②のように92円になった時点でポジションはなくなるのですが、FX業者のロスカットが間に合わないケースも数件存在しています。
念には念を入れて、この場合のケースを考えると、
含み損は、
100円 - 80円×1万通貨=20万円(確定損失)なので、
証拠金は、
10万円 - 20万(確定損失) = -10万円
となり、10万円の借金を抱えることになります。(4万入れたら10万失うやーつです)
この場合は、追証(おいしょう)と言って、言い訳無用で借金状態を解消する必要があります。
もし、なけなしのお金でやっている場合は、ア〇ムのお世話になってしまうかもしれないので、投資は余剰金でやりましょう。
ただし、海外FXの場合はゼロカットシステムがあるので、このような借金を背負うことは100%ありません。(国内FXをやる意味が分からんw)
ちなみに、口座に4万円だけ入金して、そのすべてを必要証拠金として取引に使った場合、ポジションを建てた瞬間に証拠金維持率は100%になります。
これをロスカットレベルが100%のFX業者で取引してたら、ほぼ間違いなく即座にロスカットが発動します。笑

ロスカットについて理解できたと思うので、ここからは損失に繋がってしまうロスカットを回避する方法について解説していきます。
ロスカットのルールを学んだら賢く回避しよう
FXでの損失は、ロスカットか損切りなので、なるべくロスカットは回避しなければいけません。
ロスカットを回避するためには、以下の2つの方法があります⬇︎
・損切りラインを決める

回避①:レバレッジでFXのロスカットを防ぐ
短期間に稼ぎたくなってしまいハイレバレッジで取引を行ってしまうと、ロスカットのリスクが上がります。
例えば、
資金:10万円
1ドル:100円
レバレッジ:10倍の場合
これに対して、レバレッジを半分の5倍に設定すると..
資金:10万円
1ドル:100円
レバレッジ:5倍の場合
このように、資金10万円で取引する場合は、レバレッジ10倍だと5円、5倍だと10円の変動でロスカットされるということです。
こんな感じで、レバレッジによってロスカットのラインも変動するので、初心者の場合は低めに設定することをオススメします。

回避②:損切りラインを設定しておく
正直なことを言えば、『これを守れたら苦労しない』って感じですが、一応損切りラインの設定についても解説しておきます。
FXに限らず、投資で負ける人の特徴は、

ことにあります。
だからこそ、『損切りラインを決めればロスカットを防げる』と言ったところで、あまり意味がないなぁと僕は思っています。笑
要するに、多くの投資初心者は、

という淡い期待で、自分のルールを破ってしまい、そのままロスカットになって市場から退場していくわけです..
僕自身は、裁量トレードではなくEAを使っているので、自分の感情とか関係なくAIが自動的に損切りしてくれます。
そのため、

ちなみに、裁量トレードでFX市場に入ろうとしたら2年くらいは負け続けないと勝てるようにはならないと言われていたりもします。(厳しい世界です)
中卒で学歴もなくバカ丸出しの僕が、そんな無謀なことは出来ないので大人しくEAを使っているわけです。笑
ただ、もしかしたら、

などと思っている人もいるかもしれませんが、世界最大級の投資銀行であるゴールドマンサックスでは、600人いたトレーダーを解雇し、たった2人のトレーダーと自動売買プログラムによって取引を行っています(2017年から、人間ではなくAIが選ばれてるわけです)
ちなみに、身近な例を挙げると、
自動車の部品工場勤務のサラリーマンがEAで爆益をあげてたりします⬇︎
≫ 自動車の部品工場のサラリーマンがEAで3.6億円稼いだらしい

まとめ
今回は、証拠金からロスカットまで解説してきました。
計算式などが出てきたので、ちょっと難しいと感じるかもしれませんが、計算自体は単純なので、何度も読み返してみてください。
まぁ、裁量トレードではなくEAを使うのであれば、こんな計算なんて知らなくてもOKですが、

という方は、しっかりと理解しておいてください。
ちなみに、僕の場合は、

という雑な性格だったので、証拠金やレバレッジなどの単語の意味も分からないままEAを使って稼いでいました。笑
FXを勉強したいだけの人は、この記事を何度も読んで理解を深めて頂ければOKですし、ガチで稼ぎたい人は、サクッと読んでEAに入金してトレードを開始すればOKです。
勉強することは悪いことではないですが、稼ぎたいのであれば実践しなければ現実は変わらないということは、しっかりと認識しておいてください(^^)

僕は、中卒底辺アルバイトの30代という人生オワコン状態でしたが、EAのおかげで金持ちニートになることが出来たので、今では『六本木の高級マンションに住んで、毎日高級レストランで芸能人の卵たちとディナー楽しんでる!』のかと思いきや..
EAが勝手に稼いでくれるので、大学生にバカにされまくってたバイトを辞めて、自宅のベッドでNetflixとYouTube三昧、そしてUber eats(たまに高い寿司屋)という怠惰な生活を送ってますwww
こんな感じ⬇︎
≫ 中卒アルバイトから、優秀なEAで金持ちニートになった僕が平凡な1日..

僕自身、始めた時は中卒アルバイトでお金はなかったけど、今ではEAと暗号通貨で月400万を目指すレンジにきてるんで、FXとかEAに興味があるなら早めに参入しておいた方がいいと思いますよ(時間のレバレッジかかるので)
もし迷ってるなら、下の記事を読んでから決めればOKですよ⬇︎