ためしてガッテン!
気になる『口臭』も唾液パワーで免疫力up&口臭予防!

唾液の役割って?

あなたは、唾液についてどう思ってますか?

もしかして、ただの水だと思ってませんか?

なんとなく、食べ物を飲み込みやすくしてくれるとか、甘味を引き出すとか

そんなイメージじゃないでしょうか。

 

意外と知らない、唾液についてお伝えしていきましょう!

 

唾液のトリビア〜

・ 1日に 1〜1.5 リットル出ている
・ 唾液の分泌量は、安静時と刺激時で異なる
・ 唾液は睡眠中にはほとんど分泌されない
・ 人間も動物も、唾液が出なくなったとき死を迎える
(赤ちゃんはよだれがいっぱい、死期の近づいている人の口の中は乾燥してる)

唾液をコントロールしているのは、
自律神経である「交感神経」「副交感神経」です!

 

ストレスがない時(副交感神経優位)は、サラサラした唾液が耳下腺から分泌される。

ストレスがある時(交感神経優位)は、ネバネバの粘稠性の高い唾液がおもに舌下腺から分泌される。

 

例えば、

寝てる時に垂れるヨダレはサラサラしてますよね?

反対に、緊張して手汗をかいている時は、ネバネバしている唾液が出てませんか?

 

そうなんです!

唾液はあなたの精神状態に大きく関係しているのです!

 

唾液の役目についても簡単にお伝えします!

・自浄作用
唾液は、お口の中の汚れを洗い流す作用があります。
歯磨きしないでも、すぐに虫歯にならないのはこれのおかげ!
・免疫力を保つ
体の部位で、外に開いているところ(お口、目、鼻など)は、外から浸入してくる細菌などを防ぐ働きがあります。
・パロチン
「若返りホルモン」といわれる成⻑ホルモンの一種で、体を若々しく保つ機能・骨や歯の新陳代謝を促すなどのアンチエイジング効果があります。
唾液でベチャベチャになって若返り! これはなんか嫌な響きですね笑
・味覚を感じる
実は、唾液がなければ、味を感じることはできません。 味覚には、味わう役目だけでなく、「食べたものが安全なのか?」を一瞬で判断する役目もあります。凄くすっぱいもの、苦いものを口に含んだとき「ペッ」と反射的に吐き出したことはありませんか?
味覚が毒物と判断すると、反射的に大量の水のような唾液を出し、吐き出します。 無意識のうちに、こんなことをやっているのです。
・食塊を形成して飲み込みやすくする
例えば、パンやスナック菓子などのパサパサしているものをそのまま飲み込んだら、飲み込みづらいと思いませんか?
これを防ぐために、「噛むこと」で「唾液(だ液)」を出します。
流しそうめんがうまく流れるように、食塊を胃まで無事に送り届けるのも、唾液の大事な役割です。
・口腔内の粘膜の保護
お口の中には、硬い歯とやわらかい粘膜が同居しています。
しゃべったり、食べたりしても口の中が傷つかないのは、唾液(だ液)がお口の中を潤しているからです。
・消化を助ける
口は最初の消化器官です。
「アミラーゼ」という酵素が炭水化物を分解して、消化を助けます。
・唾液は天然の殺菌消毒薬
例えば、うっかり指を切って出血したらとっさに指をなめたりしますよね!
これは、唾液中に傷を治す力があることを、本能的に知っているからなのです。動物も傷を負うとしきりに傷をなめまわしているのもそういうことです。
・細菌の活動を抑える環境を整える
通常の口腔内はph6.8~7.0で中性を保っています。糖分を摂取するとPHは酸性に傾きpH5.5以下になると歯のエナメル質は生体内で最も硬い組織ですが、酸によって容易に溶けてしまいます。怖いですね・・・
phが酸性に傾いた環境を唾液の成分が中和しphを一定に保つことで、細菌の発生する酸や酸性食品から歯の溶解を防いでいます。 ありがとう唾液!
・歯の保護と虫歯予防
唾液はなんと!初期虫歯を治す役目も持っています。
歯の成分はカルシウムが多いため、酸に対して弱く、酸性の状態が長く続くと歯の成分が溶け出し虫歯の原因となります。唾液にはこれは防ぐ効果があります。

どうですか?けっこう唾液もやるな!って感じじゃないですか?笑

個人的にはアンチエイジングと味覚に
こんなに影響を与えていたなんて驚きでした!

 

ドライマウスの恐怖!

ストレスを感じることで、交感神経が優位となり一時的に唾液が減ってしまいます。

ストレスの原因が取り除かれると、唾液の量は元に戻るはずなのですが、

近年、ストレスの原因がなくなっても、唾液の量が元に戻らないという人が増えています!

そういった方々は、ドライアイならぬ「ドライマウス」と呼ばれ

 

患者数はなんと!推定800万人もいるといわれています。

 

ドライマウスになると、口の中全体に唾液が行き渡らなくなるため、上で説明した唾液の役目が果たせなくなり、免疫機能や殺菌機能が落ちます。

その結果、かぜやインフルエンザなどの感染症や、口内炎、虫歯になるリスクが上がってしまいます。

また、気になる口臭や飲み込みづらさに繋がって、誤えんや肺炎のリスクが増えたりします。

高齢になると特にここら辺は注意ですよね!

 

ドライマウスは、口の乾きの不快感にとどまらず、あなたの日常生活の質を下げるさまざまな症状を引き起こす可能性を秘めているのです!

恐ろしいドライマウス!

 

 

 

ドライマウスの原因は?脳に着目した最新の対策とは?

唾液腺自体に障害が出るシェーグレン症候群という病気があり、唾液に関しての研究がたくさんされています。

ドライマウスの原因としては、水分摂取の不足やカフェインの取りすぎ、降圧剤などの薬の副作用や口呼吸など様々なものが挙げられています。

 

実は、これらに当てはまらない患者さんも多く長年研究が進められてきました。

そんななか、近年ドライマウスの原因ではないかと新たに注目されているのが

 

『脳』です。

 

最初は脳が何かのストレスを受けて交感神経が優位となり唾液量が減ってしまいます。

しかし、そのストレスが長期化するなどの原因で、脳がストレスを感じやすい『ストレス脳』に変化してしまいます。

すると「口の乾き」自体をストレスと感じるようになり、元のストレスが取り除かれても、延々と唾液の量が戻らなくなるのではないか、という仮説が挙げられています。

 

こういった脳に着目した研究は、現在の医療現場では非常に増えています

 

ドライマウスに対しては、
「口の渇き」に必要以上に意識が向かないようにするために、他の没頭できることをやることで、脳が「口の渇き」に対してストレスを感じる時間を短くしよう!

という対策が効果的であると言われています。

 

認知行動療法のような感覚なのでしょうか。

習慣性の歯ぎしりなども、こういった方法のアプローチが増えていると聞きますね!

 

もしかすると
僕らの病気を作り出しているのは僕ら自身の脳なのかもしれませんね

 

脳に着目することで、唾液の量を増やし『気になる口臭』を抑えましょう!