こんにちは、田原です。
今回も、怪しげなMLM系の投資案件を見つけたので、ワクワクしながら調べていきます。
ローンチされたタイミングが、ジュビリーエースやPGA界隈が騒ぎそうな時だったので、

なんて思っていましたが、
色々と調べてみるとファンタジーなやーつが見えてきましたよ〜笑
気になるとこからどうぞ!
アルファロック(ALPHA ROC)は怪しい投資詐欺なのか?
さて、アルファロック(ALPHA ROC)についてお伝えしていくのですが、まず僕のスタンスを明らかにしておきます。
基本的には、

と思っています。
ただ、情報弱者すぎてカモられる人がいるのは可哀想なので、怪しげな匂いのする案件に関しては、首を突っ込んでいくスタイルをとっています。笑
やろうとしてる人を止めはしませんが、『投資するなら事実確認してからやった方がいいよ。』という注意喚起くらいに受け取ってください。

ということで、本題に入るのですが..
結論から言うと、

です。笑
「無責任なこと言うな!」と思うかもしれませんが、投資はあくまでも自己責任なので、自分の目で最後まで見て判断してください。
判断材料となる要素に関しては、僕がリサーチした事実を載せておきますので..
アルファロック(ALPHA ROC)怪しい高利回り案件への疑問
アルファロックの内容をざっくり言えば、アービトラージによる高利回りの投資案件です。(7種類の戦略と、AIや機械学習が搭載されてるらしい)

似たような案件で言うと、「ジュビリーエース」「JENCO」「PGA」などがあります。
ちなみに、アルファロックの利回りや紹介ボーナスなどに関しては、ここでは解説しないので、気になる人はHPにでも飛んでください。
本題に戻しますが、
アルファロックのプレスリリースやHPを読んでみると、2015年から仮想通貨アービトラージで利益を上げている会社なんだそうです。
さて、ここで1つ目の疑問として、

というものが浮かびますよね。
論理的に考えれば、一般向けにリリースすることで利回りやマルチの報酬を支払うのはコスト(債務)になるので、経営判断としてはミスってるように感じるのは僕だけでしょうか?笑
まぁ、このあたりに関しては、「コロナが〜」とか「貧富の差が〜」とか言ってくると思うので、ただの疑問として処理しておきますw
そうそう、すごーく細かい話ですが、
5年利益を出していると言ってるにも関わらず、資料にあるタイムラインを読んでみると、アービトラージが開発されてから3年しか経っていないんですよね..
この図を見ると、5年前である2015年はファミリーオフィスを設立しただけで、2017〜2018年の間にアービトラージを開発したことになっているわけです。

って感じですが、
こんなのは揚げ足取りなんで、正直どうでもいいですw
では、次です。
アルファロックのプレスリリースは嘘ですか?本当ですか?
アルファロックのHPには、
こんな感じで特集を受けたメディアが書いてあります。
特集を受けたということは、調べれば記事が出てくるはずなので、上記全てのメディアで検索をかけてみました。
すると、
こんな感じで、1つもヒットしないというイレギュラーパターンです。
僕としては、

を期待していたのですが、そもそも記事自体がないという新しいパターンです。(もう消された?)
ちなみに、ジュビリーエースでは、

とか騒いだ結果、
ただの広告というクソダサいことをしてましたよねw
おそらくですが、広告として記事を出してたはずです。
【追加】
やっぱりコインテレグラフジャパンに出稿されていました⬇︎
すごく仰々しいことが書いてありますが、右下のプレスリリースという意味を知っていますか?
記事の導入前に、こんな感じで書いてあります⬇︎
本記事はプレスリリースです。コインテレグラフおよびコインテレグラフジャパンは、本ページにおけるいかなる内容、正確性、品質、広告宣伝、商品、その他の題材についても、それを支持するものではなく、またそれらについて責任を負うものではありません。読者諸氏は、当社に関連したいかなる行動についてもそれを起こす前に、自身による調査をすべきものとします。コインテレグラフおよびコインテレグラフジャパンは、本稿で言及されたいかなる内容、商品、サービスについても、それを活用または信用したことにより生じた、あるいは活用または信用したことに関連して生じた、もしくは生じたと申立てされる、いかなる損害や損失に対しても、直接的あるいは間接的な責任を負わないものとします。また、当リリース・PR記事における外部リンクには出稿社・代理店による計測リンクを含むことがありますが、弊社による収益化を目的としたアフィリエイトリンクではありません。
まぁ、言ってしまえば、

って言ってるわけです。
結局、ジュビリーエースの時と同じですねw
では、次はアルファロックの所在地です。
アルファロックの所在地はコワーキングスペース
これ系の会社の所在地はほぼ海外であり、オフショアなどの税率が低い国が選ばれています。
その理由はいくつかあって、
・単純に税金が安い
・飛びやすい
・足がつきにくい
などがメジャー所ですね。
実際のアルファロックの所在地を調べると、
こんな感じのコワーキングスペースが見つかります。
IT時代なんで、会社の所在地がコワーキングスペースだろうと関係ないのですが、5年前からここのコワーキングスペースを利用しているのかと思いましたが、
ここを運営している会社がフランチャイズを始めたのは2016年からなので、5年前からここにいたわけではなさそうですね。
ちなみに、月額3000円程度でバーチャルオフィスが利用できるので、アルファロックはこれを利用しているんだと思います。
さて、色々と解説してきましたが、ここまでは、

くらいにしか感じられないですよね?笑
それでは、もう少し深く見ていきましょう..
アルファロックは実在する会社なのか?設立年月日の闇..
アルファロックのHPでは、こんな感じのご立派なやつがありますが、
1つ疑問として、

と感じているのではないでしょうか..
僕も同じように思ったので、ベリーズの登記情報を調べてみました。
すると、
こんな感じで、なんだかややこしいことになっています..
これを見ると、ALPHA ROC LIMITEDはinactiveで活動していない状態ですが、ALPHA ROC TECHNOLOGIES LIMITEDはactiveになっています。

1つ気になることとして、ご立派な紙に書いてあった会社は、ALPHA ROC TECHNOLOGIES LIMITEDですが、下の画像のように文章の権限はAlpha Roc LTDになってるんですよね..
関連会社として扱って、責任を切り離すスキームなのでしょうか?
この辺りは憶測なので分かりませんが、ここに興味を持った切れ者のあなたは、『ALPHA ROC LIMITED』の設立年月日を調べてみると、何か分かるかもしれませんよ..

ちなみに、5年前からアービトラージで稼いでるなら、HPも5年くらいの歴史があるだろうと、アルファロックのHPのドメインエイジを調べてみたら、

と思いましたが、
プレスリリースの記事の中で、『6月始めにURLを変更しました』と言っているので、ここに抜かりはないようです。笑
なんだか、徐々に怪しげな空気が漂ってきましたが、次は

って話です..
アルファロックの北米人気がバチクソ嘘【怪しいじゃなくてウソ】
アルファロックのプレスリリースでは、
5月初旬に北米でプラットフォームを立ち上げた後、Alpha RocのALPHAシステムは、主要な北米市場で大ヒットしました。
「アルファを小売市場に開放するという私たちの戦略は賢明であることが証明されました。人々は、特にそのような不確実な時期に、彼らの経済的旅路において確実性と制御を与える製品に飢えています。私たちはAUMで3億ドルを超えました。今後数か月間、アジア地域に積極的に拡大していきます」と、
以下省略..
と記載されていました。
この一文を読んだ時に、

と思いましたが、僕の予想は見事に的中しましたw
北米で大ヒットしたらしいAlpha RocのALPHAシステムですが、実際に検索すれば一瞬で事実なのかが分かります。
まずは、過去5年間のGoogleトレンドですが、
2020の5月に北米で大ヒットしたはずなのに、検索需要が全くないという悲劇的な状態になっています⬇︎
ただ、もしかすると、
自動売買の界隈だけで大ヒットしただけだから、検索需要がそこまで伸びなかったという可能性も考えられます。
そこで、次はツイッターを使って、国と言語でセグメントを区切り、Alpha RocやAlpha systemなどのキーワードで4〜6月の様子を検索しましたが、盛り上がっている様子は一切見られませんでした。(疑うならやれば分かる)
見つけられるのは、Alpha Rocの公式っぽいアカウントだけが呟いている盛り上がり0の悲しい状態だけです..
そして、極めつけは、
Alpha Roc(英語版)の公式アカウントのフォロワーです。
調べてみると、フォロワー自体は1000人くらいですが、そのフォロワーがツイートゼロの捨て垢ばかりという、超カオスな状態になっています..

これらの要素から判断するに、北米での大ヒットは完全なる嘘ですね。
ツイッターは投稿時期を編集できないので、市場を巻き込んだ嘘はすぐにバレるんですよ〜
この大嘘の次は、「おまえ、誰やねん..」です。
アルファロックのKRIS AMOSとTYLER GLADWINって誰?
情報弱者から搾り取る『投資系のMLM詐欺』の常套手段が、

です。
日本の情報弱者は、『それっぽい外国人を見ると信じる』という謎の思考パターンを持っているので、詐欺師からすると超イージーに騙すことができます。
アルファロックも例に漏れず、それっぽい外国人である、『KRIS AMOS(CEO)』と『TYLER GLADWIN(CMO)』が登場しています..
彼らの肩書きは、
という感じです。
まぁ、こんな肩書きは誰も信じないので、実際に彼らの存在を調べてみると..
Twitter、Facebook、Linkedinの全てでヒットしませんでしたし、セグメントを区切ったGoogle検索やGoogleトレンドでもヒットしませんでした..
北米で大ヒットしたシステムを作ったCEOとCMOじゃないのかな〜?
二人の肩書きを見ると、
・モーニングスターでシニアファイナンシャルアナリスト
・IT業界で10年以上の経験を持つエネルギッシュで多目的なマーケティングテクノロジスト
と書いてあるのに、デジタルタトゥーは1つもヒットしないという事実..

ちなみに、アメリカではLinkedinがビジネスマンの名刺代わりに使われているので、企業のCEOやCMOが登録してないなんてことはあり得ないわけです。(Facebookよりユーザーが多いです)
アルファロックは怪しい詐欺案件で稼げないのか?
さて、ここまで色々な角度からアルファロックの事実のみをお伝えしてきましたが、
この記事を読んでいる人が気になっているのは、

ということではないでしょうか?
結論から言ってしまえば、

と思います。
その理由としては、
アルファロックは8月にスタートしたばかりの案件で、まだ十分にカモとなる情報弱者が集まっていないので、直近で飛ぶリスクが低いと言うことが挙げられます。
つまり、ポンジスキームであることを前提に考えると、カモとなる情弱から資金をかき集めて運営が飛ぶ損益分岐点となるタイミングまで時間があるということです。
そのため、スタート時期から情報弱者をガンガンに煽り、マルチの紹介料で稼ぎまくって、運営が飛ぶ前のタイミングで全額出金して逃げれば稼げるってことです。笑

って思いましたか?
でも、これが投資系MLM(ポンジスキーム)での稼ぎ方です。
上層部にいるメンバーたちは、こうやって会社を渡り歩きながら荒稼ぎするわけです。
その証拠に、ビットクラブで上層部にいた人達は、こぞって〇〇〇に移動してますよね?笑
信じるかどうかはあなた次第ですが、アルファロックもタイミング的に考えて、PGAやジュビリーエースで煽られた情報弱者たちが流れてくるので、

という思考の持ち主であれば、荒稼ぎできるんじゃないですか?
個人的には、これ系のクソみたいな思考の奴が嫌いなので、こんな記事を書いてるわけですが、

あなたが何をやろうと、誰を騙してお金を奪おうと、僕には関係ないわけです。
ただ、僕があなたに覚えててもらいたいのは、

ってこと。
その覚悟があるなら、目先の利益に釣られてアルファロックをやれば良いし、この記事で現実に気づいた人は違う手段で稼げばいいだけの話なんです。
数ヶ月後のあなたが、
・洗脳されて友達に恨まれてるのか
・誰も誘えなくて借金してるのか
・出金できなくて困っているのかは知りませんが、
そんな状況を横目に、僕は優秀なEAをコツコツと運用して資産を増やしていることだけは間違いないです。

